【50代の疲れ、年のせい?】国家資格を持つ専門家「ナビ助」が教える、長引く倦怠感と本当に効く市販薬のはなし

「しっかり寝ても、朝から体が重たい…」
「若い頃みたいに、無理がきかなくなったなぁ…」

「年のせいだから仕方ないか」と感じることってありませんか?

実は40代までと50代からの疲れって全く異なるものなんです。疲れの種類がちがうということは、対処法も変えないといけませんね。

この記事では、50代以降のあなたの疲れの原因と疲れの取り方に関して、延べ5万人以上のお客様の健康相談に応じてきた医薬品登録販売者(国家資格)のナビ助が解説します。

▼「医薬品登録販売者」って?
「医薬品登録販売者」とは、一般用医薬品(市販薬)の約9割を販売でき、お客様へのご相談に応じられる、国が認めた医薬品の専門家です。薬剤師と違って、薬の調剤やすべての市販薬の販売はできませんが、安心してご相談ください。

▼まずは30秒でセルフチェック!あなたの疲れはどのタイプ?


本格的な解説に入る前に、ご自身の今の状態をチェックしてみましょう。当てはまるものが多いほど、今日の記事がお役に立てるはずです。

  1. □ 朝、すっきりと起きられない
  2. □ 十分に寝ても、日中に眠気やだるさを感じる
  3. □ 以前より、集中力が続かなくなった
  4. □ ちょっとしたことでイライラしたり、気分が落ち込んだりする
  5. □ 新しいことを始める気力がわかない

▼この記事を読むとわかること
この記事では、読者代表の「Aさん」の疑問に、専門家である「ナビ助」が答える形で、50代の疲れの原因から具体的な対策までを会話形式で分かりやすく解説していきます。

あなたの疲れ、本当の原因は?

Aさん(50代): 「ナビ助さん、こんにちは。最近、本当に疲れやすくて…。チェックリストもほとんど当てはまっちゃうし、やっぱり、年だからですかね?CMでよく見る疲れに効くやつとかどうなんですかね?」

ナビ助: 「Aさん、いらっしゃいませ!実は私も最近、店長が異動してから疲れやすくなっちゃって…。なんかグチになってしまいました。私たちのこの疲れやすさって『年のせい』だけでは片付けられない3つの原因があるんですよ。これを知ってから、CMの疲れに効くやつがAさんに合ってるかどうか選びましょう」 

ナビ助が解説!50代の疲れを引き起こす「3つの原因」 

ナビ助がお客様に伝えた「3つの原因」とは?
疲れの主な原因をみていきましょう。

原因①:体を動かす「エンジン」のパワーダウン


私たちの体には、食べ物からエネルギーを作り出す「ミトコンドリア」という“小さなエンジン”がたくさんあります。でも残念なことに、このエンジンは年齢とともに数が減ったり、少しずつパワーダウンしてしまったりなど作られるエネルギーの量が減ってしまうのです。これが、若い頃とのスタミナの違いにつながります。

 原因②:心と体の「司令塔」のゆらぎ 


50代は、男女ともにホルモンバランスが大きく変わる「更年期」の時期。心と体の調子を整える“司令塔”が少し揺らぎやすくなるため、自律神経が乱れがちに。これが原因で、やる気が出なかったり、体がだる重く感じたりします。

 原因③:エンジンを動かす「ガソリン」の不足 


高性能なエンジンも、ガソリンがなければ動きませんよね。体も同じでエネルギーを作るには「ビタミンB群」をはじめとする栄養素が不可欠です。しかし年齢とともに食事からの吸収率が落ちたり、そもそも食生活で不足していたり…。気づかぬうちに“ガス欠”状態になっていることも少なくないのです。

 どうすればいい?明日からできる具体的な対策

Aさん: 「年齢を重ねると心身ともにいろんな変化が起こっているんですね。では具体的に何をすればいいんですか?」

ナビ助: 「はい、対策はシンプルにご自身の疲れのタイプに合った『栄養素』を正しく補給すること。これが回復への一番の近道です」

あなたの疲れはどのタイプ?症状別・市販薬の選び方

あなたに合うのはどのタイプか、下の表でチェックしてみてください。

こんな疲れにおすすめの有効成分(例)こんな働きがあります
とにかく体が重い、肉体疲労にビタミンB1誘導体(フルスルチアミンなど)エネルギー作りを直接サポート!疲れた体の回復を助ける、まさに「即効性のあるガソリン」です
気力も体力も落ちたと感じる時に滋養強壮生薬(エゾウゴキ、オウギなど)体の根本からじっくり元気を育てます。「体という車全体をメンテナンス」するイメージです
栄養の偏りが気になる、消耗感に必須アミノ酸(BCAA
など)タウリン
疲れた体に失われがちな栄養を素早くチャージ!「質の良い栄養ドリンク」のような働きです

 

【ナビ助のワンポイント】錠剤とドリンク剤、どう違うの?

表を見て「どの成分がいいかは分かったけど、錠剤とドリンク、どっちがいいの?」と迷われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
それぞれの特徴を知って、上手に使い分けるのがおすすめです。

●ドリンク剤の特徴

  • メリット:液体なので吸収が早く、飲んだ後に「なんか効いてる♪」という実感を得やすいのが特徴です。気分転換にもなりますね。
  • こんな時に:「会議前にもうひと頑張りしたい」「今日は特に疲れたから、今すぐケアしたい」という即効性を期待する場面におすすめです。
  • 注意点:商品によっては糖分が多かったり、味が好みでなかったりなんてこともあるので専門家に相談してみましょう。

●錠剤の特徴

  • メリット:毎日コツコツ飲み続けるのに向いています。味やカロリーを気にせず、自分のペースで体質からじっくりケアできます。
  • こんな時に:「慢性的な疲れを、根本から改善していきたい」という長期的なケアにおすすめです。
  • ポイント:飲み忘れがないように、食後などタイミングを決めて習慣にするのが効果的です。

【ナビ助のおすすめ】
普段は錠剤でじっくり体のベースを整えつつ、特に疲れた日や頑張りたい日には、応援アイテムとしてドリンク剤をプラスする、という使い分けも非常に賢い方法ですよ!

(アリナミンA)
ちなみに、先ほどの会話でナビ助が「肉体疲労なら」とおすすめしたのが『アリナミンA』です。エネルギー作りを助けるビタミンB1を吸収しやすくしたフルスルチアミンという成分がしっかり入っています。
[アリナミンAの詳しい情報を公式サイトで見てみる]

【コラム】元気になったら始めたい!もっと疲れにくい体をつくる習慣

今回ご紹介したセルフケアで少し元気が出てきたら、ぜひ挑戦してほしいことがあります。それは、エネルギー工場である「ミトコンドリア」自体を増やすことです。

難しいことではなく、例えば「少し早歩きのウォーキング」を週に数回行うだけでも、体は「もっとエネルギーが必要だ!」と感じて、新しいミトコンドリアを作ろうと頑張ってくれます。

市販薬で今の疲れをケアしつつ、こうした運動を少しプラスするだけで、将来の自分がもっと元気になるための「貯金」ができますよ。無理のない範囲で、ぜひ試してみてくださいね。

まとめ:専門家を頼って、自分に合ったケアを見つけましょう 


Aさん: 「なるほど!自分の疲れに合う薬を選ぶのが大事なんですね」

ナビ助: 「そうなんです!『年のせい』と諦めずに、ご自身の体を正しく理解してケアしてあげることが大切です。気になることがあるようなら、ぜひお近くのドラッグストアで、私たち『医薬品登録販売者』に声をかけてみてください。きっと、あなたの力になってくれますよ」

(肉体疲労なら:アリナミンA 気力・体力も落ちた時:Q&Pコーワゴールドαプレミアム 栄養の偏り・体力消耗時に:ヘパリーゼ

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